アサイラム アメリカの精神病院の廃墟 写真集「Asylum」

アサイラム アメリカの精神病院の廃墟 写真集 「Asylum : Inside the Closed World of State Mental Hospitals」 Christopher Payne 写真 Oliver Sacks 序文 2009年 The MIT Press 絶版 【新品未開封】 ◆◆内容◆◆ 建築家で写真家のChristopher Payne（クリストファー・ペイン）によるアメリカ30の州にある廃墟になったアサイラム（精神科病院）70カ所を訪問し、外観や、廃墟となった内部を撮った写真集。 19世紀半ばから20世紀初頭にかけて、アメリカ全土に250以上の精神病院が建設され、1948年までに50万人以上の患者が収容された。ペンシルベニア州の病院長トーマス・ストーリー・カークブライドは、管理棟を中心に左右対称にパビリオンを配置し、その周りを牧歌的な風景が広がる豪華な敷地に囲むという設計を行った。カークブライドらは、設計された建物と敷地、平和な環境、新鮮な空気の供給、仕事、運動、文化活動の場が、精神疾患を癒すと信じていた。しかし20世紀後半、向精神薬の登場や地域ケアへの政策転換により、患者の数は激減し、美しく重厚な建物の多くは、そこに住む患者たちとともに、放置され、見捨てられることになったのです。 建築家であり写真家でもあるクリストファー・ペインは、6年間かけて30州、70の精神病院を訪れ、こうした病院の衰退を記録した。彼のレンズを通して、H・H・リチャードソンやサミュエル・スローンといった著名な建築家が設計した豪華絢爛な外装と、ペンキのはげ落ちた壁に積み上げられた椅子、ラックにかけられたままの鮮やかな色の歯ブラシ、帰るための荷物を入れないまま積み上げられたスーツケースの内部を見ることができる。ペインの印象的で力強い写真に、オリヴァー・サックス（自身の著書『Awakenings』で州立精神病院での勤務経験を語っている）のエッセイが添えられいる ◆◆仕様◆◆ 洋書 英語 精神病院 建築 病院 廃墟 写真集 作品集 大型 ハードカバー 26.7 × 30.5 cm 209ページ ◆◆状態◆◆ 新品未開封 （シュリンクに包まれた状態です） #本 #アサイラム #精神病 #廃墟 #病院